周辺エリアに空き家が増えつつある心配

幸いな事に現在、私の肉親や知人・友人に空き家の問題で悩みを抱えている人間はいないものの、それにしても近隣を散策していたり、近郊をドライブしたりする時等、不意に道路脇に半ば荒れ果てた空き家が視界に飛び込んで来る様になり、明らかに地域の活性が落ちつつある事、そして高齢化の波が着実に進んでいる事を感じさせます。
解体したくともその住宅の所有者が見付かり許可を得ない限り、そう簡単には工事を行えない訳で、すでに所有者がいなくなってしまった住宅に関しては、成す術も無く荒れ果てる姿を眺めるしか方法が無い、というのが実体なのです。
今でこそ私の家の直近ではその様なケースは無いのですが、今後同じ様なケースがごく近所で発生しないとも限りません。放置された住宅はひたすら劣化が進み構造的にも脆くなる上、外観上の劣化もいち早く進み、周囲近隣へも悪い雰囲気を伝播させてしまいます。
土地や家の現所有者と相続権利を持った肉親との親密な連携やコミュニケーションが求められるところなのでしょうが、住む人全てがこの術に長けている訳では無く、むしろ自治体を始め周囲のヘルプや介入がスムーズに行えるシステムを早目に構築した方が今後の為なのでは?と思ったりもしています。

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